12月定例会しりとり杯

こんにちは~Hyouです。12月の定例会に参加しました。結構真面目に考えたので書きます。

・ルール

パーティでデリバードから始めてしりとりをする。(デリバードは構築に入れる)
「ん」で終わるのは可(例:ラウドボーンは使えるが)
同じポケモンの使用可。(例:デリバード,ドヒドイデ,デリバード,ドヒドイデ,デリバード,ドヒドイデ)
選出でもしりとりが成立するようにする。
その他はオフィシャルルール1準拠

[メタゲーム]

ぶっちぎりでデリバード、ドラパルト、トドロクツキ、キノガッサ、サーフゴ―、ゴチルゼルが強いという話に。参加者全員はキノガッサの対策をしながらドラパルトトドロクツキを貫通しさらにサーフゴ―で止まらない対策をし、そして、その構築をゴチルゼルに嵌められないようにする必要があった。

ここまで書いていて多くの人は理解できると思われるが、ぶっちゃけ、この対策不可能である。普通に環境にいそうな構築に対してしりとりを成立させるなどというわけのわからないルールを実行しながら、これを超えるのは無理難題に等しい。

したがって、この並びのパワーを落とさないようにしながらミラーに強いこの並びを作成することを目標にした。ミラー戦は決まった3体しか選出しないことを踏まえると構築のパワーを落とさずに構築を組みきることが可能である。

【使用構築】

デリバード @ だっしゅつボタン
テラスタイプ:こおり
とくせい:やるき
せいかく:せっかち
121(4)-75-58-117(252)-65-139(252)
フリーズドライ まきびし おきみやげ こおりのつぶて

マスコット枠。なんか1000000試合くらいやったら一回くらい出すかもしれなかった。選出率0/4。

ドラパルト @ こだわりスカーフ
テラスタイプ:ゴースト
とくせい:すりぬけ
せいかく:いじっぱり
163-189(252)-95-108-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー おにび テラバースト ひかりのかべ

構築の軸。不特定多数の構築に対してはガッサとトドロクツキで荒らした後にこのポケモンを一貫させるプランが有効だと考え採用。スイーパーとして、素早さ実数値291はいうまでもなく優秀、、、ていうか砂かき準速ドリュウズより速いの普通にバグだよなぁ。選出率3/4。

[ミラー戦について]

相手の初手はドラパルト、キノガッサ、サーフゴ―、トドロクツキのいづれかとして話を進める。

原則として、このミラー戦では先にトドロクツキが龍の舞をできるかが勝負の決め手となる。逆に言えば1VS3の状況だったとしても龍舞トドロクツキさえ場にできればよい。

こちらの選出
先発:ドラパルト、裏トドロクツキ、キノガッサ

(1)初手がドラパルトの場合

前提として相手の選出がドラパルト、トドロクツキ、キノガッサにほぼ確定する。(一応デリバードも選出できる)

①相手が非スカーフの場合
ドラゴンアローで相手を倒す→相手のトドロクツキが出てくる→ガッサに引いた後に岩石封じを連打することでS上昇を防ぐ、スカーフ鬼火をS+1トドロクツキの上から入れ、飛行テラストドロクツキで〆る。

②相手がスカーフの場合
同速に勝った場合は上の非テラスタルパターンに一致する。
[試合展開]ドラゴンアローで倒される→トドロクツキを展開し龍舞。以下上と同様。裏にガッサがいるため基本的には対面負けすることもない。

(2)初手がキノガッサの場合
鬼火から入る。相手はとんぼ返りと身代わりと鉢巻ドラゴンアローの存在を考えると最も安定する行動が妖テラバーストから入ることであり、交代もしにくい状況であることがミソ。

(3)初手がトドロクツキの場合

鬼火から入る。テラスタル龍舞ならガッサに下げて岩封連打で起点を回避し、ドラパが倒されるようならトドロクツキで起点にし返す。どちらにしろ相手が先にテラスを切る展開になるためかなり負けにくい。

(4)初手がサーフゴ―の場合

光の壁から入る。相手は悪巧みはさすがに選択しにくいのでこのサーフゴ―を後述のトドロクツキで起点にする。起点にした後は同様。

 

トドロクツキ @ ブーストエナジー
テラスタイプ:ひこう
とくせい:こだいかっせい
せいかく:わんぱく
199(148)-160(4)-135(252)-67-124(20)-150(84)
クロバット ちょうはつ りゅうのまい はねやすめ
HD…光の壁込み臆病サフゴの妖テラス4倍マジカルシャイン+等倍妖テラスマジカルシャイン耐え

化け物。これはメガボーマンダ(大嘘)。腕白で採用することで慎重HDマンダと同様に回復技を含めて相手を対処することを可能にしている。一応スカーフサフゴに後投げできるがする必要がないためそんな試合は起きなかったし、サーフゴ―は出てこなかった。

ミラー戦でも圧倒的なスペックにより試合の軸となることが可能。なお一度展開するとビーストエナジーの都合上再展開することが厳しい。選出率3/4。

キノガッサ @ きあいのタスキ
テラスタイプ:ゴースト
とくせい:テクニシャン
せいかく:いじっぱり
135-200(252)-101(4)-72-80-122(252)
マッハパンチ テラバースト きしかいせい がんせきふうじ

サーフゴ―、キノガッサへの意識が非常に高いキノガッサ。岩石封じ+霊テラバーストで殆どのサーフゴ―を確実に倒せる。岩石封じによって相手のトドロクツキの起点になることを防いでいる。起死回生はキノガッサの持つ最高火力でカウンターと違い高火力が持続する点が素晴らしかった。選出率4/4。

サーフゴー @ おんみつマント
テラスタイプ:ひこう
とくせい:おうごんのからだ
せいかく:ずぶとい
193(244)-58-161(252)-153-111-106(12)
ゴールドラッシュ シャドーボール きんぞくおん じこさいせい

絡め手絶対許さない担当大臣。使用可能ポケモンデリバード→ドオーが存在しているため天然を貫通する金属音での採用。ほぼ全ての搦め手をトドロクツキの挑発と合わせることで完封できる。このポケモンをミラーで選出しなくて済むようになったため、このような汎用性の高い型で採用できた。選出率1/4。

ゴチルゼル @ こだわりメガネ
テラスタイプ:フェアリー
とくせい:かげふみ
せいかく:ひかえめ
175(236)-54-116(4)-154(196)-131(4)-94(68)
サイコキネシス トリック ちょうはつ テラバースト
アシパ瞑想眠る型のゴチルゼルは嫌いなためこちらのトリックする型で採用。一度だけデリバードドヒドイデを粉砕するために選出された。火力が高く、とても優秀な型だった。1/10メガゲンガー。選出率1/4。

【結果】

トーナメント4-0優勝

ちゃんと考えたルールだけに優勝できて嬉しい(*ˊ˘ˋ*)

主催の皆さんありがとうございました。